こんな方におすすめ
- キレイな着付けができるようになりたい
- 簡単で手軽にキレイに着れるコツが知りたい
浴衣が自分で着られるようになると、今度はきれいに着たくなってきますよね。
ほんの少し気を付けるだけでいつもと同じ手順でも「キレイな着付け」とほめられるようになります。
自分で浴衣を着るときに気を付けたいポイントを6つまとめてみました。

私は、0歳4歳の子供を育てながら、30代前半で急に着物に目覚めて育休中に普段着きもの生活を楽しんでいる《くるくる》です。
せっかく着るならキレイに着て、可愛く見えたい!かっこよく見えたい!素敵な着こなしを目指しましょう♪
浴衣の丈は長めでOK!
浴衣の丈の目安は「くるぶしくらい」で◎。

若くは見えるかも!
浴衣を長めにすると
・帯から下が長くなり、足長に見える
・スタイルが良く見える
・おはしょりが短くすっきりする
・大股で歩けないので、動き方がおしとやかになる
着物風に着るときも丈を長めにして着ています。
浴衣の丈を長くするとおはしょりは短くなります。

帯の位置で印象が変わる。可愛く?大人っぽく?
浴衣の帯は少し高めが可愛い!!!
帯の上の線がアンダーバストのやや下にくるくらいを目安にします。そうすると後ろの結び目も高い位置にくるので、足長効果、着痩せ効果が期待できます。
逆に大人っぽく見せたい場合は低い位置で帯を結ぶと落ち着いた雰囲気に見えます。

帯の位置でけっこう印象が変わる!
おはしょりをキレイにする方法は2つ
おはしょりの高さは、帯の下線から5~8㎝くらい。
大体人差し指の長さ程度と言われています。長すぎたり短すぎたりすると子供っぽい印象になりがちです。
おはしょりが長くて困っている方は、腰ひもの位置が低い可能性があります。
①腰ひもを結ぶ位置を高くする
腰ひもはおへそから指1,2本くらい上に結びます。
それでもおはしょりが長くなるようなら、もう少し上でしっかり結びます。下着のうえにタオルで補正をすると紐が苦しくならないです。

シワがない方がやっぱりキレイ✨動いているとどうしてもシワになってきますけどね💦
②腰ひもをもう1本足す
腰ひもをいつもの位置で結んでから、それより上のウエスト部分でもう1本結びます。こうするだけで簡単に短くすることができますよ。
逆におはしょりが短くて帯からほんの少ししか見えない場合は、腰ひもの位置を下げて着付けるといいですよ。

おはしょりが斜めになる場合
おはしょりが斜めになってしまうという方は伊達締めを使って調整をしてみましょう。
- まずは腰ひもをいつも通り締めて、おはしょりを整えます。
- 右手をおはしょりの中に入れて左側の斜めになっている部分を上に持ち上げます。ここで意識しておはしょりをまっすぐになるようにします。
- そのまま伊達締めで固定してください。
浴衣の衿元を90度の角度にする

浴衣の衿がいつも開いてくる人は、衿の合わせ方が浅いです。
衿元はほぼ直角、90度になるように合わせましょう。衿を深く合わせると衿が開きにくくなります。


背中心を合わせる
背中心とは浴衣の背中側、背骨のあたりにある縫い目のことです。ここが真ん中にあると後姿がキレイに見えます。

真ん中に合わせる方法
まず衿の縫い目を探します。その縫い目が左右同じ高さになるように衿を合わせてください。そうすると背中心が合ってくるはずですよ。
浴衣に衿芯を入れる


浴衣はたたむときの折り目で襟がどうしても内側に折れてしまいます。衿芯を入れるだけでキレイな形がキープできるようになります。
これは好みだからラクに着たい場合は入れなくても◎
衿芯の通し方と衿芯を通す場所
衿の一番端の内側に通します。
このように衿芯を通せます。
(たまに衿が幅広のものもあります💦その場合は縫えばOK!)
浴衣を反物から仕立てる場合は衿の端を片方開けてもらうように頼むと◎!
既製品の場合は解けるものは端を解いています。

注意ポイント
たまに簡易な掛け衿のものは解けないので要注意です。あくまでも自己責任でお願いしますね。
このように仕上がります。

衿芯はメッシュのものが涼しい!
浴衣をキレイに着て堂々と街を歩きたい
浴衣をキレイに着るコツまとめ
◇浴衣の丈は長めでOK!
◇なりたい印象によって帯の位置を変える
◇おはしょりとキレイにする
◇衿元を90度の角度にする
◇背中心を合わせる
◇衿芯を入れる
少しのコツで浴衣姿がキレイになります。
自分で浴衣が着れると楽しいですよ。
今年の夏はぜひ自分で浴衣を着て、お祭りや花火大会を楽しんでくださいね。
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