こんな方におすすめ
- 家事育児をするときに袖が邪魔・・。
- 浴衣の袖を気にせず家事育児がしたい
- お祭りの時に袖が邪魔だからなんとかしたい!
普段着で浴衣を着ている私は、袖を汚さないように家事育児をするためにたすき掛けをしています。
今回は同じ悩みを持っている方に向けてたすき掛けの方法をご紹介します。
たすき掛けとは
たすき掛けとは、腰紐を交差させて着物に掛けることです。
着物を着て家事や育児をする際に、袖が邪魔にならないようにするために行います。
たすき掛けをすると袖をまとめられるので、家事育児をスムーズに進められるうえに着物を汚さずにきれいな状態で保つことができます。
必要なもの
腰ひも(お好きな紐でも)1本だけ!!
たすき掛けの方法
腰紐の端と端を、蝶々結びで結びます。
腰紐をクロスさせ8の字にします。
8の字になった腰紐の輪の部分に腕をそれぞれ通します。
交差している部分を頭の上から背中に回します。
背中側はこんな感じです。
腰紐を両肩に掛けます。
ちなみに時代劇などでよく見るたすき掛けの方法はこちら
- 腰紐の端を口でくわえます。
- 腰紐を左脇の下に通し、背中側へ回します。
- 右肩の上から腰紐を持ってきて、右脇の下へ通します。
- 再び腰紐を背中側へ回します。
- 腰紐を左肩の上から胸のあたりに回します。
もし汚れてしまった場合浴衣は自宅で洗濯ができます
浴衣の洗い方:エマールで洗ってみた!洗濯方法や干し方も解説!
腰ひもの選び方
腰ひも以外で何でも好きな紐でたすき掛けをすることは可能ですが、おすすめはモスリン生地(羊毛の平織物)の腰ひもです。
ずれにくいうえに扱いやすい、価格も安いものが多いですよ。
ポリエステルの腰ひもはモスリンや絹と比べるとゆるみやすいですが、可愛いデザインのものが多く、たすき掛けにつかえば気分が上がるかも!
たすき掛け以外の方法
コーリンベルト
袖の背中側にコーリンベルトをつけて、そのまま背中側を通して反対側の袖につけるだけ。
たすき掛けより見た目がスマートですね!
片方のそでをはさむ
背中側からコーリンベルトをまわす
もう片方をクリップではさむ
どちら側からやってもOKです✨
たもとクリップ
たもとクリップをお太鼓の中に通す形で固定させ、両端のクリップでそれぞれ両袖の振り部分を挟むだけ。
割烹着
袖がすっぽり収まるので動きやすいです。
腰ひものたたみ方
ハンガーにかける
普段着として頻繁に着る場合はハンガーにかけておくとすぐ取り出せて便利ですね。
五角形ににたたむ
からまったりしわになったりすることなくすっきりまとめられます。
くるくる丸める
人差し指と中指にくるくる巻きつけて最後の余った部分を中に押し込むとコンパクトに収納できます。
そのまま結ぶ
4つに折りたたんで1回くるっとゆるめに結びます。
腰ひもの保管方法
モスリンは虫食いに合いやすいので防虫剤を入れておくと安心です。
【浴衣のたすき掛け】最後にまとめ
まとめ
着物・浴衣を着て家事育児をするときはたすき掛けがおすすめ!
たすき掛けは紐一本でできる!
たすき掛けができれば家事育児がしやすくなるので、普段着で着物を着れる気がしてきますよ👘✨