こんな方におすすめ
- 離乳食でバナナをあげているけど生で食べられるのはいつからなんだろう?
- そのまま食べるのは危険なのかな?
バナナは甘さもあり柔らかいので離乳食で重宝する食材のひとつですよね。
初期から食べられる食材ですが、生で食べていいのはいつからなのでしょうか。
バナナを生で食べられるのは離乳食中期(7~8ヵ月)からです。
生で食べられるようになると、外出先で気軽に食べさせたり、離乳食ストックがない時にすぐ食べさせることができるので便利になりますよね。
離乳食のバナナの量や食べさせ方、レシピを解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
離乳食でバナナをそのまま食べられるのはいつから?
バナナは加熱すれば離乳食初期(5~6ヵ月)から食べられる食材です。
では生のまま食べらるのはいつからなのでしょう。
バナナを生で食べられるのは離乳食中期(7~8ヵ月)からです。
初めての場合は少量1さじ程度から始めましょう。
あくまでも目安になりますので、赤ちゃんの様子を見ながら離乳食を進めてくださいね。
加熱するのはなぜ?
離乳食初期には加熱のはなぜなのでしょうか。
バナナを加熱する主な理由は殺菌するためです。
赤ちゃんはまだ消化器官が未熟で免疫力も未熟なため、加熱することで少しでも菌を減らしてあげることが大切です。
離乳食のバナナの量
厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドによると
野菜果物の量(1回あたりの目安量)
7~8ヵ月:20~30g
9~11ヵ月:30~40g
12~18ヵ月:40~50g
厚生労働省:授乳・離乳の支援ガイド
他の野菜や果物と合わせて上記の量にするのが望ましいです。
バナナの栄養素は?
バナナには100gあたりに93kcal、たんぱく質1.1g、脂質0.2g、炭水化物22.5g、糖質21.4g、食物繊維1.1g
引用:日本食品成分表2020年版(八訂)

バナナの食べさせすぎは危険?
バナナには糖質が多く含まれています。
自然の甘さで美味しいので赤ちゃんに人気の食材ですが食べさせすぎには気を付けましょう。

離乳食のバナナの食べさせ方
生で食べさせる時には斜めの薄切りにしてあげると食べやすい◎
2~3枚で約10gになります。
手づかみ食べをさせるときは袖のついたエプロンだと、全身が汚れにくい!
離乳食でバナナをそのままあげる際の注意点
アレルギーに注意する
バナナは食品表示・アレルギー表示(特定原材料に準ずるもの20品目)に選ばれています。
口や唇、のどにイガイガした感じや、まれに蕁麻疹が出ることがあります。
あげるときは少量で、午前中にあげるようにしましょう。
離乳食のバナナの月齢別レシピ
5~6ヵ月頃
バナナミルク
①レンジで加熱する
②粉ミルクと混ぜる
7~8ヵ月頃
バナナパン粥
①バナナをスプーンでつぶす
②パン粥に混ぜる
9ヵ月~
カットバナナ
①バナナを半分にカットして縦に割る
※左右につぶすと縦に3つに割れてくるので、指を入れて3分割してください
②1㎝程度に切る
カットバナナはつかみ食べの練習になりますよ。
慣れてきたらスティック状のまま与えても◎

食べごろのバナナの見分け方
皮全体が黄色になり、シュガースポットと言われる黒い斑点が出てきたら甘みが最も強くなった頃!
バナナの保管方法
バナナは13℃以下の環境下にあると低温障害をおこしてしまい黒くなってしまいます。
常温で保管することがポイント!
離乳食のバナナの冷凍方法

そんな時は冷凍も◎!
一番カンタンのは皮をむいたバナナをラップに包んでそのまま冷凍すること!
カットしてからラップに包んで冷凍すれば、食べさせる時がラクですよ。
バナナは冷凍してもカチカチには凍らないので、解凍しきらなくても食べられます。
全解凍すると水分が出てきてしまうので、バナナパン粥やバナナジュースにしてあげるとおいしく食べられますよ。
離乳食のバナナの食べさせ方まとめ
・離乳食でバナナをそのまま食べられるのは7~8ヵ月頃から
・離乳食初期は加熱が必要
・アレルギーに気を付ける
・そのまま食べられるようになったら、手づかみ食べの練習にもなる!
バナナをそのまま食べられるようになると、外出時や忙しい時に気軽に与えることができるのでラクになります。
子育て中のママパパの参考になると幸いです。